みなさん、こんにちは。

クリーンスタイル池谷です。

今回は油汚れにお困りの飲食店様にお伺いしてきました。現場を確認したところ厨房に設置されているフードに蓄積した油汚れが見受けられた為、清掃のご提案をいたしましたので、ご紹介させて頂きます。

１．そもそも厨房に設置されているフードにはどんな役割があるの？

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厨房内で炒め物や揚げ物などの調理をする事で、油脂や煙、水蒸気が立ち上がります。これらを厨房内に拡散しないようフード内で一度で囲い込み、排気ダクトへ誘導する役割があります。厨房には欠かせないとても大事な設備の一つです。

２．フードに付着した油汚れの特徴と油汚れによるトラブル

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油汚れの特徴

フード内部に付着しているほとんどの汚れが油汚れになります。油汚れは酸性汚れで、時間が経過すればするほど落としにくくなります。また油汚れは空気にふれる事で酸化し固くなる為、定期的に清掃する事がとても重要になります。

 

油汚れによるトラブル

油汚れによる一番のトラブルは火災事故です。蓄積した油汚れに引火し、ダクト火災を引き起す事故は毎年起きているのが現状です。ダクト火災についてはこちら
また、フード内部に蓄積した油汚れが垂れてきてしまい、食品を汚染してしまうような衛生面のトラブルもあります。


これらの問題点を解決する１つの方法は清掃です。

３．清掃方法

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フード本体に希釈したアルカリ洗浄剤を散布し、油汚れと反応させます。反応した油汚れをウエスなどで拭き取ります。アルカリ洗剤を希釈する時は、お水よりお湯で希釈すると洗浄効果が良くなります。

フード内部に設置されている器具（グリスフィルータ、Vケース、防火シャッターなど）は取り外して洗浄を行います。




４．仕上がり

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油汚れの蓄積により、火災トラブルはもちろんの事、衛生面やフード本来の機能も低減してしまいます。定期的な清掃を実施する事でこれからの問題点は大きく改善されます。

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宜しくお願いします。